開けるのが楽しみになる二段重は、おもてなし料理のうつわとしてもおすすめです。
うつわ作家:清水なお子
<サイズ>直径11cm×高さ12cm
※1点ずつ手作りのため、色合い、サイズや形、風合いには個体差があります。
また、器の特性としてピンホールや鉄粉、石はぜ(小石が浮いてるもの)、釉薬の抜け、などもありますが、不良品ではございませんので安心してお使いいただけます。
色絵お重二段 桃に蝶
うつわ作家・清水なお子さんは、大学時代に陶芸と出会い、卒業後に陶芸家の藤塚光男氏に三年半師事。その後独立し、現在は京都府亀岡市で作品づくりと向き合う毎日を送っています。
「きっちり線を引いたり、正確さが求められることが得意ではなかった私にとって、粘土に直接触れて形を作っていく陶芸の仕事は性に合っていたのかもしれませんね」とにこやかに語ってくれた清水さん。そのやさしい表情のように、作品は古典文様を使いながらも、現代の暮らしになじむ温かみと親しみのある絵付けが印象的です。
「古典の文様にはそれぞれに意味があるところが面白いんです。その意味をくみ取りながら、私なりにアレンジしていくことが作品づくりの面白さでもありますね」
清水さんにとって至福の瞬間は、窯出しをする時。いつも完成形を想像しながら作ってはいるが、大きさや絵の雰囲気、色合いなどの微妙なニュアンスはできてみないとわからない。予想以上に良くなることもあれば、そうでないこともある。そこが陶芸の難しさでもあり、一番の魅力だそうです。
また、自分で料理をしている時に「こんな形やサイズのうつわがあればなぁ」と感じる、そんな生活者としての視点がうつわづくりのヒントになっていることも。「今を生きる人に寄り添える、暮らしの延長にあるような作品を作っていけたら」という清水さんの想いが、一つ一つの作品に表れています。清水さんの作品から漂うやさしい風合いは、日常の暮らしの中から生まれているのかもしれません。
最後に、清水さんにとっての「暮らしを慈しむ」とは?
「仕事が終わった後は、家族とご飯を食べ、山や畑などの自然を眺めて四季の移ろいを知る。そんな変わらない日常を送ることが幸せであり、慈しみだと思っています」
うつわ作家
清水 なお子さん
京都精華大学美術学部造形学科陶芸専攻卒業。古典文様を呉須や鉄を使い、柔らかく温かみのある絵柄で表現。京都府亀岡市に工房を構え、陶芸家として暮らしに寄り添うやさしい雰囲気のうつわを制作。
お手入れ方法 |
ご使用後はなるべく早く、市販の中性洗剤と柔らかなスポンジか布で優しく洗ってください。 |
---|---|
保管方法 |
洗った後は乾いた布で水分を拭き取り、完全に乾いてから収納してください。 |
原材料名 |
素材:磁器 |
お届け日時のご指定がない場合に限ります。
ご注文集中時や交通事情等により、最短でお届けできない場合がございます。
数日の余裕をもってご注文ください。